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幸せオタクと悲劇のヒロイン

「幸せオタク」と「悲劇のヒロイン」。

 

どちらも、まるで演劇やドラマに出てきそうな主人公ですよね。

 

でも、これって物語の中だけの話でしょうか?

 

実は、私たちも知らず知らずのうちに 「幸せオタク」や「悲劇のヒロイン」 を演じているかもしれません。

 

今日は、そんな 「自分の中の主人公」 について、ちょっと考えてみたいと思います。

喜劇の主人公 vs. 悲劇の主人公

📌 喜劇(ハッピーな物語)

主人公は 「幸せオタク」 。

どんな出来事が起こっても、すべてをポジティブに受け止め、幸せに変えていく。

 

📌 悲劇(シリアスな物語)

主人公は 「悲劇のヒロイン」 。

どれだけ辛いことがあっても、それを必死に乗り越えようとする姿が描かれる。

 

こうやって並べてみると、意外と 共通点 がありますよね。

 

✅ 物語中の出来事はネガティブなことが多い

✅ 最後は主人公が幸せを見つけてハッピーエンドになる

✅ どちらの主人公も「自分の世界」がすべてだと思い込んでいる

 

…あれ? 「幸せオタク」も「悲劇のヒロイン」も、やってることは意外と似ている…? 🤔

私たちは「役」を演じていないか?

さて、ここまでは 物語の話 ですが、

実は 私たち自身も、無意識にこの「役」を演じている ことがあるかもしれません。

 

例えば…

 

🌸 「幸せオタク」タイプ → どれだけ大変な状況でも、「私にはこんなに幸せがある!」とポジティブにフォーカスする。

 

🌧 「悲劇のヒロイン」タイプ → 「私ばかり不幸…。なぜこんなに大変な目に遭うの?」とネガティブにフォーカスする。

 

どちらが 良い・悪い ではありません。

 

むしろ、多かれ少なかれ どんな人にもこういう傾向はある と思います。

 

でも… これって、本当に「自分の心」が選んだものなのでしょうか?

「役割を演じすぎる」ことで、本当の自分を見失う

ここで考えたいのは、「私たちは、ただ役を演じているだけではないか?」 ということ。

 

例えば、

👨‍👩‍👦 「夫・妻」「母親・父親」

👔 「社長・従業員」

🎭 「親と子ども」「友人」「恋人」

 

こういった 「社会的な役割」 を生きる中で、

「その役割に期待されること」を、自分の本心だと錯覚してしまう ことがあります。

 

つまり、

「こうあるべき」 と周りの期待を背負いすぎると、必要以上に「幸せオタク」や「悲劇のヒロイン」になってしまう こともあるんです。

本当の自分を生きるには?

では、どうすれば 「演じる」ことから抜け出し、本当の自分を生きられる」 のでしょうか?

 

そのヒントは、「今、自分が望んでいることは、本当に自分自身の本心なのか?」 という問いを持つこと。

 

📌 「これは私の本心が望んでいること?」

📌 「それとも、この役が望んでいること?」

 

そうやって自分を見つめ直すことで、より自然で、本当の自分らしい幸せに近づける かもしれません。

まとめ

✅ 「幸せオタク」も「悲劇のヒロイン」も、ある意味「役を演じている」

✅ 役割に期待されることを背負いすぎると、本当の自分を見失いやすい

✅ 「今の自分の望みは本心か? それとも役の望みか?」を問い直すことが大切

 

あなたは 「役を演じている」 でしょうか?

 

それとも、「本当の自分」を生きていますか? 🌿✨